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2024.11.02

大村医師の国際ボランティア活動に協力しています

12年間にわたりアジアを中心に国際医療ボランティア活動に取り組む医師の物語を描いたドキュメンタリー映画『Dr.Bala』。主人公は慈恵大学病院 耳鼻咽喉科で働く大村和弘医師です。

映画の詳細はウェブメディア『CORECOLOR』の監督インタビュー記事をご一読ください。https://corecolor.jp/3055

私はこの映画を見終えてから1週間にわたり「自分には何ができるのだろうか」と自問自答しました。そんな自問自答を続ける映画に出会ったことははじめてでした。しかし、それくらい突き動かされる映画だったのです。考えて出した結論はやはり「絵を描くこと」だったのです。

意志が固まると、すぐにコンタクトをとりました。すると今まで描いてきた作品を大村医師に見てもらえることになりました。

そこで1枚の絵に興味を持って頂きました。それが水彩絵具と岩絵具を使い描いていたBONSAIシリーズです。

厳しい冬を越えて、美しい花を咲かす桜をモチーフに。日本の国花である桜を国際貢献に尽力する大村医師に見立て、数々の困難を乗り越えていく様子を描きました。この作品『Colorful Forest -BONSAI-SAKURA』の画像は現在大村医師の活動の様々な場面で使用されています。

さらに半年後に大村医師と初めて対面でお会いするチャンスが巡ってきました。様々なお話をお聞きしていると、子どもたちに夢や可能性について全国の学校で講演会をしていることを知りました。同時に、講習会ではポストカードをプレゼントしていることも知りました。私はその場で「子どもたちの可能性を表現したポストカードを作らせてほしい」とお願いをしました。

すると、大村医師から「是非、お願いします。 絵にすべての色をいれてもらえますか。子どもたちが『自分の好きな色』を見つけられるように」という言葉を預かりました。

そんな想いを受け取り、筆を走らせ完成させた作品が『One Flower』です。

現在、講演会でこのポストカードを配って頂いています。

2024年には、大村医師が著書を上梓されました。その扉絵としても『One Flower』を採用して頂きました。

誰かの熱のこもった活動を、絵で応援できることを知った経験となりました。

これからも、大村医師の活動に絵で協力し続けていきます。